EUSIとは About Us

ごあいさつ

村田 光二

EUSI Governing Board 理事長
一橋大学副学長

EU Studies Institute in Tokyo (EUSI)は、欧州委員会からの財政的な支援を受けて、EUに関する教育、研究、社会連携(outreach)の3つの活動を行うために結成された、一橋大学と慶應義塾大学と津田塾大学とのコンソーシアムです。EUSIは、2009年4月1日に開設され、上記の3つの枠の中で様々な具体的な活動を行ってきました。それらの活動はいずれも高く評価され、今後もそれらの活動を活発に実施していきたいと考えております。

EU研究は、単にヨーロッパの地域研究にとどまらず、EUにおける政治統合や経済・通貨統合を研究するものです。政治、経済、通貨の面において、各国が統合することのメリットがある一方で、様々なチャレンジングな課題に直面していることも事実です。これら諸課題について、一つの学問分野にとどまらず、分野横断的に研究していくことが必要です。そして、その研究成果を大学等で教授するとともに、社会に広く情報発信していくことが望まれています。EUSIはこれらのことを目指しています。

世界を見渡すと、EUにおける統合の進展を一部で追いかける動きが見られます。アジア太平洋地域でも、そのような動きが、とりわけ経済統合が民間レベルで事実上進んできました。アジア通貨危機以降、地域通貨協力などに見られる動きもあります。アジア太平洋地域において統合を議論するときに、EUの経験は極めて重要ですし、大いに参考となります。この視点からも、アジア太平洋地域における他のEUセンターと連携しながら、EUSIはアジア太平洋地域におけるEU研究の重要拠点となることを目指しています。

これらの目標を持ったEUSIに対して、皆様のご協力とご支援をお願いしたいと存じます。

中西 優美子

EUSI所長
一橋大学法学研究科教授

EU スタディーズ・インスティテュート東京(EU Studies Institute in Tokyo: EUSI東京)は、2008年12月から準備を進め、2009年4月1日に正式に開設されました。EUSI東京は、欧州委員会から財政支援を受けながら、一橋大学・慶應義塾大学・津田塾大学から成るコンソーシアムとして設立され、EUに関する教育・研究拠点として、また一般市民への広報活動、EUと日本の関係強化などを目的としています。

この間、EUでは、リスボン条約の発効(2009年)、クロアチアのEU加入(2013年)、ラトビア(2014年)及びリトアニア(2015年)のユーロ圏加入など様々な動きがありました。EUSIにおいても、EU環境法、死刑問題、ユーロ圏危機、ヨーロッパとアジア等に関するシンポジウム、ワークショップ等を開催してきました。また、スカラーシップおよびインターンシップの奨学金制度の下で所属大学の大学院生を欧州に派遣するとともに、各大学におけるEU関連講義の拡充に努めてきています。毎月2回(10日、25日頃)、EUSIメールマガジンを発行し、巻頭言エッセイ、シンポジウム等のお知らせ、EU関連ニュースなどの充実のラインナップで役立つ情報を発信しています。

EUSI東京はこれからも、EUに関する教育を量的にも質的にも向上させ、EUに通じた若人の教育を行うとともに、多分野からの研究を推進し、一般の人々に対してEUについて、より幅広く、かつ正確な知識を普及することの手伝いができればと思っています。結果として、EUSI東京が、日本とEUおよびEU加盟国との交流と協力を促進する一助になれば幸いです。同時に、EUIJ関西、EUIJ早稲田、および新設されたEUIJ九州、さらにはアジア太平洋地域EUセンターとも連携を深め、日本におけるEUに関する教育・研究・広報の活動を積極的に推進して行きたいと思っています。

今後とも、皆様方のご支援とご協力を賜れば幸いです。