

2004年度から活動してきたEUIJ 東京 コンソーシアム(一橋大学、津田塾大学、国際基督教大学、東京外国語大学)を継承しながら、慶應義塾大学を加えて新たな3大学によるコンソーシアムを結成し、EU に関する教育・研究・広報を行う拠点です。
日本においてEUへの理解を深めるため、EUの制度、経済、歴史などEUに関する情報の普及広報について、次のような活動を行います。
1) EU加盟国の研究機関へ日本より研究者を派遣、また、各国研究機関より研究者を日本に招聘し、日本の研究者との交流を図ります。
2) 日本における他のEUセンターやアジア太平洋地域のEUセンターと協力して、研究者対象の国際会議を開催し、大学院生を対象としたサマースクールを開校します。
3) 経済同友会など経済界の方々に向けたセミナーを開催します。
4) 一般の方を対象とした公開講座を開きます。
5) メディアを通し、EUSIの事業活動の案内、報告をいたします。
6) ホーム・ページにて、会議の研究レポートなどの配布を行います。
EUSIでは、未来の日EU関係を担う高度なEUの専門知識を持った人材の輩出を目指して、特に大学院レベルのEU教育の拡充に重点を置いています。
まずEUに関する最先端の問題を扱うオムニバス講義が、3大学の教授陣等により毎年テーマとキャンパスを変えて実施されます。初年度は、一橋大学で開講される「EUのガバナンスと市民」です。また海外からの招聘教授による英語による集中講義をはじめ、多様な新規科目が初年度から各キャンパスに設置され、単位互換を推進していく予定です。さらに第2年度からは、3大学のキャンパスを結ぶインターネット授業が開始されます。さらに、EU域内での大学院進学者を支援する「スカラーシップ」とEU機関などでのインターンを推進する「インターンシップ」を設立し、大学院生を財政的に支援します。
学部レベルにおいても、これまでEUIJ東京がすすめてきたEUコースを継承しつつ、EUSI独自の新規科目が増設されます。
EUSIは、三大学を中心とする学術共同研究のネットワークを形成することにより、高度な研究成果を挙げ、国際的なEU研究の一翼を担うことを目指しています。
そのための核となるのが、「法と政治」、「経済」の二つの分野の共同研究です。
前者では、1) 欧州統合の理論、2) 制度の沿革、3) 法と政治、4) 環境政策等の内政、5)外交安全保障等の対外関係を扱い、後者では、1) EUの貿易・開発等の経済・通貨統合、2) 競争・金融安定・結束等の経済・社会政策、 3) 東欧へのEMU(経済・通貨同盟)の拡大と影響などを扱います。
各研究グループは、セミナーの開催やワーキングペーパーの発行を行い、研究の成果を出版します。
また、研究グループ毎の国際会議やワークショップ、合同国際シンポジウムを開催、2011年6月にはブリュッセルで国際会議を開催します。
これらを支援するため、EU研究に関連する博士論文や学術研究資料の収集を行い、津田塾大学にEUSIの図書館を設置するほか、EUから毎年教授を短期招聘します。